こんにちは。
就労移行支援・自立訓練(生活訓練)事業所growthです。
突然ですが、社会生活を送るうえでの悩みはありますか?
「周りの人とコミュニケーションが上手にとれない」
「飽きっぽくて仕事が続かない」
「やることが多いと何をすればいいのかわからなくなってしまう」
上記のような悩みは、障害のあるなしに関係なく誰にでもあることだと思います。
そんな悩みがあるときにどうやって解決していけばいいのか、考えていこうと思います。
理想と現実のギャップ
自身が描いている理想と、実際に求められることの差が大きいと、悩みや不安に繋がると考えられます。
例えば働くことで求められることだと、目に見えない要求もあるから難しいんですよね。
「朝礼の5分前には事務所に集まる」
「電話がかかってきたら、新人が出る」
「来客があった場合、女性がお茶を出す」
「お昼はみんなで食べる」
などなど。
上記のような明確に決まっていないルールだと理解して慣れるまでが大変ですよね。
しかも職場によって、その職場でしか通用しないルールもあるから余計にやっかいなんです。
「こんなこともできないあなたは普通じゃない」
「なんで皆ができていることをできないの」
という風に一方的な価値観を押し付けてくる方もいたりします。
なぜ自分が責められなければいけないのか。そう思うと悩みも増え、社会生活がストレスになりますよね。
これを解決するために大切なことって、雇用側(相手)が色々な人がいること、多様性を理解することなんです。
人によって異なる長所を伸ばしていきながら、短所があったらやめさせるのではなく、別の方法でできるようにサポートしていく。こういった環境が必要です。
役があって人を振り分けるのではなく、人がいて役を振り分ける。そういう考えになればどんな人でも過ごしやすくなると思います。
なかなか理解されない
でも、そう簡単には理解されないんですよね。何も知らない方に人を主体とした考え方で取り組んでもらうためには、「それをすることでどうなるのか」を合理的に説明する必要があるからです。
その人の個性に合わせてやるべきことを考えれる社会が理想ですが、今の社会ではまだまだ厳しいかもしれません。
そこで大事なのが「障害者手帳」や「診断を受ける」ことだと思います。障害者手帳や診断は、社会生活の中で自分を守り、変えるための手段だと考えることもできます。
かといって、全ての人に障害があることを伝えれば上手くいくってわけでもありません。中には差別的な目で見てくる方もいるでしょう。自分が周りの目を気にしすぎてしまうことも考えられます。
そういった不安を少なくしていくには、自分のことを伝えてもいい人だという見極めが大事になってきます。
職場や学校等、自分の周りには伝えられそうな人がいない、そもそも誰に伝えていいかなんて見極められないという方は、就労移行支援事業所や相談支援事業所等の支援機関に相談してみてください。悩みを解決する手助けをしてくれます。
自分が生活している環境から一歩踏み出して、頼れる仲間を探しましょう。
うまくやろう
あなたが持っている悩みと同じような悩みを持っていて、苦労しながらもうまくやっている人ってけっこういるんじゃないかなと思います。
学校や職場に馴染めずに、うまくやっていけない発達障害の人の話をSNSやテレビでよく目にするようになりましたが、苦手を自分で工夫しながらうまくやっている人もたくさんいると思います。
今の時代、インターネットの普及により自分と似た境遇の人を見つけるのは以前より簡単になりました。情報や対策方法が載ったサイトもたくさんあります。
色々な生き方を考えるのは大変なことですが、「この生き方しかない」と決めつけてしまうと、どんどん悩みが生まれてきます。
ぜひ自分で調べて、様々な生き方があることを知り、選択肢を増やしていきましょう。
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